子ども達の間で大人気の番組「はなかっぱ」は、NHKのEテレで放送されている長寿アニメです。
ほのぼのとした世界観と、個性あふれるキャラクター達はとても魅力的で親もついついハマってしまうほど大人気です。
このはなかっぱというのは、主人公のはなかっぱの頭に咲く花「わからん(わか蘭)」を咲かせるために、がりぞーが奮闘するという話で、毎回癒されるやり取りについつい夢中になってしまいます。
さて、この話のキーワードとなる「わからん」の花ですが、一体どういう花で、何故ガリゾーはその花を咲かせようと企んでいるのでしょうか?
さらに最近では「わからんロス」という言葉も話題となっているようです。
そこで今回は、わからんの花とはどのような花なのか、何故狙われているのか、実際に咲いたことがあるのか、わからんロスとはどういうものなのかということについてご紹介いたします。
わからんの花はどんな花?何故狙われているのか?
🍀わか蘭🍀を
咲かせよう〜!!💐https://t.co/qPsEVEWOOr#はなかっぱ#園芸#ガーデニング pic.twitter.com/inHOPcN81O— たんこぶ菜園 (@Mvlg26dVg2fo7T5) June 7, 2022
わからん(わか蘭)は花の部分が「?」の形になっているという特徴があります。
実ははなかっぱ族は頭に花を咲かせるという特徴があるのですが、何の花が咲くのかは大人にならないとわかりません。
ちなみにはなかっぱの家族が咲かせている花ですが、おじいちゃんが「蓮」、おばあちゃんが「かすみ草」、お父さんが「ひまわり」、お母さんが「たんぽぽ」となっており、ちゃんと頭に咲かせている花が決まっています。
子どものはなかっぱ族は、何の花が咲くのかまだわからない状態となっているのですが、その成長段階の中でごくまれにわからんの花が咲くことがあります。
このわからんは食べたり、花が発する光を浴びると若返る効果があるのですが、非常に繊細な花で少しの刺激で抜けてしまいます。
そんなわからんの花を狙っているのが、ガリゾー、あげるちゃん、黒羽屋蝶兵衛の3人です。
黒羽屋蝶兵衛一族。 pic.twitter.com/8FY2yt6Bfc
— オカモト雑貨デザイナー (@bakukirin712) March 9, 2021
わからんの花を持ってくるように指示しているのが、黒羽屋蝶兵衛なのですが、その目的は顔のシワが気になるから若返りたいというもの。
顔のシワが気になるから若返りたいと考えるなんて、とても可愛らしいですよね。
そのわからんを黒羽屋蝶兵衛の所に持ってくるために、ガリゾーとあげるちゃんが奔放していくことになります。
わからんの花が咲くのは非常にレアなことなのですが、作中の中で何度か咲いたことがありました。
わからんの花が咲いたのはどんなシーンだった?
若返るという「わか蘭」が咲いたw #はなかっぱ #eテレ pic.twitter.com/LZsErEYXnt
— えあ (@max411133) September 17, 2018
はなかっぱがわからんを咲かせた回は以下の通りです。
130話「わか蘭,パッカ〜ん大作戦!?」
218話「わか蘭で若がえる!」
250話「お別れはつらいよ」
270話「まわせ!フラフープ」
295話「はなかっぱ,赤ちゃん?」
329話「サンタが落ちてきた!」
349話「感動しすぎ!」
368話「蝶兵衛,ついに食べた!」
387話「帽子の中にわか蘭?」
427話「ミツバチ」
452話「育て!わか蘭」
518話「未来の日記」
572話「若がえりのパワー」
実際にわからんが咲いた時の状況なのですが、本当に様々なことがきっかけとなっているようでした。
はなかっぱが朝からものすごく元気だったり、顔をあちこち向かせていたりすると、わからんの花が咲く傾向にあるようです。
ただ、何がきっかけでわからんの花が咲くのかというのはハッキリわかっておらず、運次第な所もありました。
ごくまれに咲く花なので、まだまだわからないことが多いようですね。
わからんロスとは一体!?世間の声は?
そんなはなかっぱですが、「わからんロス」という言葉が注目されていました。
このわからんロスというのは、はなかっぱの放送回のタイトルなのですが、この放送回がものすごく考えさせられるというものでした。
実はこの回では、ある日黒羽屋蝶兵衛は買い物をしている時にすれちがった女性が「若い男にはない大人の魅力がある」と言われる所から始まります。
今まで若い方が良いと思っていた黒羽屋蝶兵衛でしたが、この女性の一言で「ひょっとしたらこのままでも十分いけるのではないか」と考えるようになります。
その結果、なんと黒羽屋蝶兵衛はガリゾーとあげるちゃんに「もうわからんはいらない」と告げるという話です。
あんなに欲しがっていたわからんをあっさり諦めてしまう姿にTwitterでは様々な声が出ていました。
今日のはなかっぱの「わか蘭ロス」って新作あるいは結構最近に作られた回だったりするのかな。タピオカミルクティーとか目標を失った人の末路とか○○ロスとか比較的最近の話題を扱ってるように思えるけど
— ヘライク (@heracrosscyther) January 4, 2021
はながっぱの「わか蘭ロス」って話が刺さりすぎた…
私これだわ…— なとり(おやき山脈) (@szk85sena) March 22, 2022
今日の「はなかっぱ 」
"わか蘭ロス"
私の好きなお話の1つ🥰がりぞーもおじいちゃまも愛おしすぎる❤️❤️❤️
夕方5:25〜再放送、よかったらみてちょ✨https://t.co/NDPnUdINS8#はなかっぱ #黒羽屋蝶兵衛 #がりぞー #アゲルちゃん
— 杜野まこ⭐️杜野反撃 (@makomorino) March 23, 2022
〇〇ロスという現代風の言い回しをしていたことで、親世代からもどこか刺さる部分があるという声が多く挙げられていました。
こういった点もまた、子どもだけではなく親も楽しめる理由の1つなのかもしれませんね。
まとめ
子ども達に大人気のアニメ「はなかっぱ」は、とてもほのぼのとした世界観でお話が進んでいきますが、とても凝った設定だったり、大人が思わず考えさせるような内容が含まれていたりするので、親子で楽しめるアニメになってきていました。
わからんの花のことについてはまだまだわからないことだらけですが、それもまた作品の魅力の1つとなっているのでしょう。
これからのはなかっぱ達をはじめ、ガリゾーやあげるちゃんや黒羽屋蝶兵衛がどうなっていくのか注目ですね。