今回は「知らんけど」という言葉の元ネタについてです。
また不愉快でうざいと感じる人もいるようなので理由をリサーチしました。



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「知らんけど」の元ネタとは?

「知らんけど」は、元々は古くから日本の近畿方言(関西弁)で使われる言葉の一つです。

元々は、関西の方が色々としゃべった後に会話の最後につけて、今、自分の発言したことに確証が持てない時にごまかすために使いました。

その言葉の使い勝手の良さから、Twitterなどのインターネットの影響で注目され、近年、関東の若者を中心に流行っています。

しかし元々の由来は、正確性よりも相手を楽しませることを重視する人が多い関西において、ぺらぺらとまくし立てた後に、自分の話の免責を得たい意思表示のための言葉です。

また、冗談交じりで、相手を元気付けてあげる意味で使ったり、オチのない話にオチをつけたりする意味合いが強かったです。

さらに、「知らんけど」は、ともすれば、強い主張に聞こえてしまいがちになる関西弁を、少し和らげてくれるという働きもしてくれます。



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関東では不愉快でうざい可能性

ですが、ぺらぺらとしゃべり、会話でコミュニケーションを取る文化がない関東では、話にオチをつけたりする文化なんかもありません。

上記の理由により、「知らんけど」を文末につけることにより、自分の話の断定を避け、責任を回避する、という通常通りの使い方になってしまい、どうしても人を小ばかにしたニュアンスが強くなってしまいます。

それで、使われるほうは、でたらめ言いやがってと、不愉快でうざいと感じる人も多いのではないでしょうか。

この話の断定を避け、責任を回避するというやり方以外にも、責任逃れというものはいろいろなところでよく見ますが、この「知らんけど」という言葉にもその責任逃れの精神が強く感じられるため、その辺りが不愉快でうざいと感じる理由になります。

これは関西と関東の文化の違いなので、「知らんけど」は関西人には通用する言葉ですが、関東では「知らんけど」は一切使わないほうが、相手に不快を与えないで済みます。

なので、関東圏では使用しないのを強くお勧めします。

https://twitter.com/circlecirclekun/status/1593584932248440832



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